2011年4月7日木曜日

被災した犬猫のために支援物資を (ご報告と2次募集のお知らせ)

1週間ほど前にご協力をお願いさせていただいた東北大震災で被災した犬猫のための支援物資ですが、本日までにご送付いただいた分につきまして、現地への発送を完了致しました。支援物資をお送りいただいた皆様、そして情報を広げていただいた皆様、本当にありがとうございました。

支援物資の募集は4月7日で一旦区切らせていただきましたが、まだまだ物資が足りないことがわかり、再度募集を開始することとなりました。支援物資として集めているのは以下の通りです。

  1. ケージ (※程度が良ければ中古でも可)
  2. 屋根付きサークル (※程度が良ければ中古でも可)
  3. キャリー (※程度が良ければ中古でも可)
  4. 首輪 (※程度が良ければ中古でも可)
  5. ハーネス (※程度が良ければ中古でも可)
  6. リード (※程度が良ければ中古でも可)
  7. ドックフード
  8. キャットフード
  9. 食器
  10. トイレシーツ
  11. 猫用トイレ砂
  12. 毛布
  13. タオル
  14. 迷子札
  15. 消臭剤
  16. 水のいらないシャンプー
  17. ブラシ
  18. ブルーシート
  19. 携帯カイロ
  20. マスク

支援物資の送付方法や送付先など、詳細については以下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

■ ミヌマさん
[メールアドレス] monica-sinc1997[at]docomo.ne.jp (※[at]を@にしてメールをご送信ください)
※メールのタイトルは「支援物資の件」でお願いします

是非よろしくお願いします(前回の救援物資の募集記事はこちら)。

救援物資の話とは異なりますが、救助犬も懸命に活動しているようです。


負けてはいられませんね。頑張りましょう。

2011年4月4日月曜日

ボランティアの需給ギャップを埋める活動

昨日、震災直後から約3週間ほどお手伝いさせていただいた「助け合いジャパン/ボランティア情報ステーション(以下VIS:Volunteer Information Station)」での私の活動が一段落しました。VISは「ボランティアの需給ギャップを埋めること」を目指し、「ボランティアに参加したいと考えている人に対して、正確で分かり易いボランティア情報を、的確にお届けする」ために、現在も活動を続けています。最近になってその活動はいくつかのメディアでも取り上げられ始めていますが、本ブログではプロジェクト参加者の立場から、VISの活動について少しずつご紹介していきたいと思います。

阪神・淡路大震災新潟県中越地震のときもそうでしたが、震災からの復興活動は震災直後に始まるわけではなく、その前に人命救助や仮設住宅の建設、救援物資の配布といった「救援」という段階を踏みます。復興活動は、救援活動がある程度収束し、震災による被害の全体像が把握できた段階から順次始まります。そして通常、救援活動は1~2週間程度で収束します。

  • 震災直後は自衛隊や消防隊、救援活動の専門家を擁するNGO/NPOが主体となり、救援活動が行われる。活動期間は1~2週間程度
  • 救援活動が収束した後に、地元市民や行政、市民ボランティアが主体となり、復興活動が行われる

しかし今回の震災による被害はあまりにも大規模かつ広範囲に及ぶため、震災から3週間以上経った今でもまだ救援活動が行われています。被害の全体像も不明瞭なままです。そしてそのために、ボランティア活動も本格化できていません。新聞やテレビで報道されている震災被害の様子にいたたまれなくなり、「ボランティアに参加したい」という感情が多くの人に芽生えましたが(私もその一人です)、その気持ちに応えられるようなボランティア活動が未だ無いのが現状です。

そうこうしているうちに、「ボランティアに参加したい」という気持ちが薄まってしまうのではないか、本当にボランティアが必要とされたときに、ボランティアに参加したいと考えている人が減ってしまうのではないか、そういう危機感が、VISのリーダー藤代さんにはありました。そしてこの危機感に共鳴した人たちが集まって立ちあがったのがVISの前身である「ボランティア情報まとめプロジェクト」なのです。

藤代さんの考えは(恐らく)次のようなものです。

激甚災害に見舞われた地域の救援活動は長引く(復興活動が始まるまで時間がかかる)。しかしその一方で激甚災害ほどではないが甚大な被害に見舞われた地域も存在し、そこでは早い段階から復興活動が始まる。すなわち、本当にボランティアが必要とされる場所は随時変わる。その変化を的確にボランティア参加希望者にお伝えすることができれば、「ボランティアに参加したい」という想いを切らすことなく、日本全体でボランティア活動を細く長く続けられるのではないか。

従ってVIS発足当初(当時は「ボランティア情報まとめプロジェクト」)は、「地元でできる身近なボランティア」の情報を集め、それらをネット経由でより多くの人たちに、正確かつタイムリーにお届けるすることに全力を傾けていました。

なお、VISの活動については、藤代さんのブログ、藤代さんが中心となって活動しているJCEJのブログ、及び各種ウェブメディアに掲載されている記事も是非ご参照ください。


さて、VISの活動方針「ボランティアの需給ギャップを埋める」は発足以来変わっていませんが、活動内容は状況の変化とともに、ダイナミックに変わっていきました。次回はその辺りについてご紹介したいと思います。

2011年4月1日金曜日

被災した犬猫のために支援物資を

現在、犬猫の殺処分ゼロを目指しているボランティア団体「ちばわん」でボランティア活動している友達が、東北太平洋沖大震災に被災した犬猫のための支援物資を集めています。もしよろしければご協力をお願いします。

支援物資はちばわんでも集めているのですが、連絡が殺到しており、対応が追いついていないようです。この度は受付窓口を分散するための措置、ということになります。

被災者にとっても、ペットの存在は大きい。

支援物資の仕分け始めました。 - 届け!被災地の犬や猫たちへ!(ちばわん支援ブログ)


被災地域はいまも厳しい寒さが続いています。
被害の大きかった沿岸地域や避難勧告の出ている原発付近にいる犬や猫、そして多くの動物たち、飢えと寒さで体力も限界だと思います。
多数の保護団体・愛護団体がレスキューに入っていますが、通行規制や立ち入り禁止などの箇所が多いため捜索・保護が思うようにできません。
それでも一匹でも救えればと必死に捜索しているボランティアさんがたくさんいます。

必死に愛犬を探す飼い主さんも多くいます。
テレビでも放送していましたが、地震の際、津波から逃げていたおばあさんと愛犬の柴犬が奇跡的に再会できたそうです。
逃げる途中で津波に追いつかれ、おばあさんは近くにあった柵に必死に掴まり津波から身を守ることができたそうですが、愛犬はあっという間に津波にのみこまれたそうです。
それでも助かった愛犬との再会に
「家も何もなくしたけど、この仔がいてくれるだけで生きていける」
そう嬉しそうに語っていた姿が忘れられません。

あなたの大切な家族との再会をみんなが願っています。
どうか諦めずにいてください。

被災ペットについては、この記事が参考になるかと思います。


ということで、友達が支援物資として集めているのは以下の通りです。

  1. ケージ (※程度が良ければ中古でも可)
  2. 屋根付きサークル (※程度が良ければ中古でも可)
  3. キャリー (※程度が良ければ中古でも可)
  4. 首輪 (※程度が良ければ中古でも可)
  5. ハーネス (※程度が良ければ中古でも可)
  6. リード (※程度が良ければ中古でも可)
  7. ドックフード
  8. キャットフード
  9. 食器
  10. トイレシーツ
  11. 猫用トイレ砂
  12. 毛布
  13. タオル
  14. 迷子札
  15. 消臭剤
  16. 水のいらないシャンプー
  17. ブラシ
  18. ブルーシート
  19. 携帯カイロ
  20. マスク

支援物資の送付方法や送付先など、詳細については以下のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

■ ミヌマさん
[メールアドレス] monica-sinc1997[at]docomo.ne.jp (※[at]を@にしてメールをご送信ください)
※メールのタイトルは「支援物資の件」でお願いします
※物資集約拠点からの配送の都合上、4月7日葛飾区必着でお願いします (4月4日追記)

ミヌマさんとは10年来の友達で、葛飾区でペットサロン「モニカ」を経営しており、十分信頼できます。ご賛同いただける方は、是非よろしくお願いします。