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各ジャーナリストの発表後、本ワークショップの主催者でもあるフォトジャーナリストの久保田弘信氏(@hirokun001)、そしてヤハギクニヒコ氏(@yhgsa)から論評があったのですが、これが非常に的確で、報道素材の見方や楽しみ方がわかってきたと同時に、報道素材の作り手の大変さにも理解が及ぶようになりました。「誰に」そして「何を」伝えるための報道素材なのか、ここを徹底的に考えることがジャーナリストにも強く求められそうです。
私はこれまでジャーナリストの方から直接取材報告を聞くという機会にはあまり恵まれてこなかったのですが、今回のワークショップを通して、記事や写真、映像などの報道素材は、それを取材したジャーナリストの方が直接報告する事で、何倍、何十倍にも魅力が増すのではないかと感じました。報道素材が持つポテンシャルの高さを再認識した次第です。
今はプロのジャーナリストの方々が食べていくには非常に厳しい時代となっていますが、報道素材が持つポテンシャルは非常に高く、マスコミで働くエンジニアとして何かできることはないか、これからも継続して考えていきたいと思います。日本のジャーナリズムの火を消さぬよう、「プロジャーナリストがITリテラシの高低に左右されずに報道活動を持続可能な」ビジネスモデルを何とか探りたい。そのヒントは既にあると考えています。
最後に、素晴らしい機会をご提供いただいたジョインパートナーズの扇様にこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。