2012年4月10日火曜日

Googleを使って社会を読み解く(予習2:Google Trends)

前回の「Google Public Data Explorer」に続き、今回も日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)が開催するデータジャーナリズムの実践ワークショップで利用するGoogleツールのまとめです。今回は「Google Trends」。


Google Trendsは、特定のキーワード(単語)がGoogleでどれほど検索されているか、その傾向を折れ線グラフで視覚化するツールです。私自身は普段あまり利用しないのですが、マーケティングを仕事にされている方であればもはやおなじみのツールとなっているのでしょうか。Google Trendsについては以下の記事によくまとめられています。


ワークショップ当日はこのGoogle Tremds(もしくは前回ご紹介したGoogle Public Data Explorer)を利用し、最終的には記事のアウトラインを作成します。実際にGoogle Trendsを利用した記事を探してみましたが、あまり多くは探し出せませんでした。ご参考までに、以下のようなものがあります。


前回のポストにも書きましたが、ワークショップ当日に記事のテーマを設定するのは結構大変だと思いますので、事前にテーマを有る程度考えておいた方が良いかもしれません。

今のところ当日使う予定はありませんが、Google Trendsにはドメイン(ウェブサイト)別にアクセス数の推移をグラフ化する「Google Trends for Websites」と、Google Trendsよりもさらに詳細な調査が可能な「Google Insights for Search」、ウェブサイト別に詳細なアクセス傾向を把握する「Google Doubleclick Ad Planner」という姉妹品もあります。


私もときどき利用するGoogle Trends for Websitesでは複数ウェブサイトの比較も可能です。


例えば新聞大手4紙(朝毎読+日経)が運営するウェブサイトのアクセス数(2012年4月10日から過去1年間)を比較するとこのようになります。


ここにヤフーニュースを加えると…


何か記事が書けそうではないですか。