それでは早速。先月(2010年10月)ツイートした記事は51本ありました。以下、これらの中からいくつかピックアップしてご紹介します。
まずはメディアやメディア業界に関する記事から。
先月公開された内田樹氏によるマスメディアに関する記事は実に示唆に富んでおり、氏の著書『街場のメディア論』と合わせ、是非読んでおきたいですね。マスメディアに在籍するものとしては手厳しい話がいくつも内包されておりますが、それらは全て真摯に受け止めたいと考えています。
テクノロジーが進化し、フェースブックやミクシィを始めとしたSNS、ユーチューブやツイッターといったソーシャルプラットフォーム(「ソーシャルメディア」「ソーシャルウェブ」との表記もありますが、今後は「ソーシャルプラットフォーム」で統一してみたいと思います)の普及が進んでいます。こうした現状を踏まえ、ではこれからどのように情報の流通形態が変化していくのか、その論考を深めていく必要があると考えています。そしてその上でインプットになりそうな題材として、今月は以下の記事に注目してみました。
- ソーシャルウェブはあるゆる業界を激変させる - Members
- ツイッターで株価予測、米インディアナ大学が開発 - メディア・パブ
- Twitterに流れる会話は嘘ばかり?! - TechCrunch Japan
続いて国内外のメディア業界の動向に関する記事。
先月は海外のメディア事情について気になった記事が2本ありました。いずれもニューズウィーク日本版のサイトから。
国内メディア企業の動きについて2本。
その他、以下の記事に注目してみました。
- ジャーナリストとは何か、日本にジャーナリストはいるか - *{metamix}+ - ライブドアブログ
- 握手の対価:ソーシャルメディアでの対話のROI - the Public Returns - 続・広報の視点
- 消費者が本当にほしいもの - マーケティングis.jp
メディアに関する記事は以上です。ここからは個人的に興味のある分野の記事からいくつかご紹介します。
先月は国内の貧困問題に言及する記事をいくつか目にしました。この分野の記事については今月以降も気になるものがあれば紹介していこうと思います。
- 湯浅誠・派遣村々長 「貧困は広がっている」 - 田中龍作ジャーナル
- 非正規切捨てのKDDI、「国際オペレータ通話」廃止 - 田中龍作ジャーナル
- 時代が求めた必要悪? 貧困層を食い物にする「保証人ビジネス」の闇を追う - ダイヤモンド・オンライン
- 日本の貧困(1) - 佐藤慧 -世界に魅せられて-
フォトジャーナリストの佐藤慧さん(@KeiSatoJapan)とは、以前『「8月15日を撮る」プロジェクト』でご一緒させていただいたのですが、とても魅力的な方です。熱意と行動力が素晴らしい(羨ましい!)。慧さんが扱われている分野が私の興味分野と重なっていることもあり、慧さんの取材活動には今後も注目していきたいと思います。
今月は、他にも以下のような記事に注目してみました。
ここでピックアップした記事について、もしご意見などあればお聞かせください。ブログのコメント欄でも良いですし、ツイッターで話しかけていただいても構いません。
読み直したり編集したりと若干手間はかかるのですが、この取り組みは少し続けてみようと思います。