既に様々な形式の「キュレーション・サイト」が存在していることがわかります。この中で私が注目したいのはキュレーションを実践しているニュースサイトです。本記事で紹介されているニュースサイトは以下の通り(全て英語サイト)。
- Arts & Letters Daily
- The Huffington Post
- Drudge Report
- Poynter | Romenesko Latest News
- Abnormal Returns
- The Week | World Business
- SmartBrief
- MarketWatch Bi-Weekly
- Liqurious - What's your poison
- Dicole Radar
- MediaGazer
- WeSmirch
- Ballbug - MLB Buzz Bot - Baseball news
- Techmeme
いずれも「リンク集」の色合いが濃い中、HuffingtonPost(ハフィントンポスト)が異彩を放っています。ハフィントンポストは今やニューヨークタイムズに次ぐアクセス数を誇る強力なニュースサイトとなっており、そのビジネスモデルはニューズウィークでも紹介されたことがあります。
GoogleニュースやDiggなどのニュース「アグリゲーション」サイトでは情報を「収集」「選別」「共有」しているだけですが、ハフィントンポストを筆頭としたニュース「キュレーション」サイトではここにさらに「関連付け・意味付け」を加えており、そしてこれがキュレーションの肝となっているのです。
ハフィントンポストはキュレーション以外にも様々な「記事が見られる工夫」を凝らしています。こうした取り組みは、日本でニュースサイトを運営されている方々にも大いに参考になるのではないでしょうか。NAVERまとめにハフィントンポストに関する日本語の記事をまとめてみましたので、是非ご活用ください。